【初心者向け】WordPress をはじめる具体的な 3 ステップ - ひとり起業に最適なWordPressの始め方

前回は、WordPress がなぜ50代、60代のシニア起業やひとり起業、スモールスタートビジネスに最適なのかをご紹介しました。

「よし、WordPress に挑戦してみよう！」「でも、具体的に何から始めればいいの？」

そう思われた方も多いのではないでしょうか。

今回はプログラミングの知識は一切使わずに WordPress でホームページを立ち上げるために必要な、具体的な 3 つのステップを、なるべく専門用語を使わずに分かりやすく解説します。

WordPress サイト立ち上げの全体像

ホームページを開設するのは、例えるなら「インターネット上に自分のお店を持つ」ようなものです。お店を持つために必要なのは、主にこの 3 つです。

それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう！

まず必要なのは、あなたのホームページのデータ（文章、写真、デザインなど）を保管しておくための「土地」、つまりレンタルサーバーを契約することです。

サーバーは 24 時間 365 日インターネットにつながっていて、お客様がいつでもあなたのホームページを見に来られるようにデータを管理してくれています。

初めて WordPress を立ち上げる方には、「国内の有名で実績のあるレンタルサーバー会社」を選ぶことを強くおすすめします。

理由は、操作画面が日本語で分かりやすく、困ったときに電話やメールでサポートが受けられるからです。

特におすすめなのは、Xserver（エックスサーバー）です。

最近のレンタルサーバーのほとんどには、「WordPress 簡単インストール機能」が備わっています。

これは、本来なら専門的な設定が必要な WordPress のインストール作業を、ボタンを数回押すだけで自動的に終わらせてくれる、非常に便利な機能です！この機能があるサーバーを選べば、IT に不慣れな方でも安心して作業が進められます。

次に、あなたのホームページの「住所」となるドメインを取得します。ドメインとは、インターネット上のアドレスバーに表示される https://〇〇〇.com の〇〇〇.com の部分です。

ビジネス名・サービス名: あなたのビジネスの名前や、提供するサービス名にしましょう。例: suzuki-salon.com

分かりやすく覚えやすい名前: 短く、口頭で伝えても間違いにくい名前が理想的です。

末尾（トップレベルドメイン）: .com や .net、.jp が一般的で信頼性が高いとされています。

ドメインは、専門の会社（レジストラ）で取得することもできますが、先ほど契約したレンタルサーバー会社で一緒に取得・設定するのが最も簡単です。

多くのサーバー会社は、契約と同時にドメインも無料でプレゼントしてくれるキャンペーンを実施しています。

Step 1 と 2 の準備が整えば、あとは WordPress をサーバーにインストールするだけです。

これは先述の通り、レンタルサーバーの「簡単インストール機能」を使えば、ものの数分で完了します。

インストールが完了したら、いよいよあなたのホームページの管理画面にログインできるようになります。最初は以下の 3 つの初期設定を済ませましょう。

設定項目	内容	なぜ必要か？
1. デザインテーマの選定	ホームページ全体のデザインの「型」を選ぶこと。	あなたのビジネスに合った見栄えと使いやすさを決める、最も重要な作業です。
2. パーマリンク設定	ページごとの URL の表示形式を決めること。	Google がページの内容を理解しやすくなり、検索順位に良い影響を与えます。
3. プラグインの導入	WordPress の機能を拡張する「アプリ」のようなもの。	セキュリティ対策、問い合わせフォーム、集客対策など、必要な機能を追加します。